突然明るいところから暗い所へ移動をすると、全く何も見えないという状態になります。しかし不思議なことにしばらくその場にじっとしていると、徐々に周囲が見えるようになってきます。暗闇に目が慣れるということですが、これはどのようにして起こるのでしょうか。
暗闇に目が慣れることを「暗順応」といいます。瞳孔は目に入る光の量の調節をしていますが、光に対する感度の調節についてはその奥にある視細胞(錐体細胞と杆体細胞)も役目を担います。
暗順応が起こるしくみは2段階にわかれており、最初の4~5分で少しずつ周囲が見えるようになり、20~30分たつと完全に順応してよく見えるようになります。
反対に暗いところから急に明るいところに出たときにも明順応が起きますが、これは30秒~1分程度で完了します。
